この冬の季節に緑道の写真を撮ってもあれなのですが、枯れ木もまた味わい深くていいかなと。
浜町緑道は元々隅田川と繋がる運河「浜町川」を埋め立てた場所だそうです。この界隈は江戸時代、町人街に武家屋敷が混在するエリアで、この運河周辺は物資運搬の人手でそうとう賑わっていたんではないでしょうか。
緑道入口に設置された歌舞伎「勧進帳」の武蔵坊弁慶像。江戸時代、江戸三座といわれた市村座と中村座がこの地にあったことに由来して設置されたそうです。江戸エンタメ界の中心地として隆盛を極めたそのモニュメントというところでしょうか。
緑道の入口には関所風の冠木門(かぶきもん)もあり、演出もバッチリですね。
仕事が細かいです。
春になって、緑が色濃くなれば、もう一度撮影に来ようと思いました。